運命の赤い糸

 以前僕にこんな話をしてくれた人が居る。

『出会った友人や恋人、親や先生はみんな
前世で関わりの深かった人達なんだ。
魂が姿形を変えて出会っていて、根っこはみんな繋がってるんだよ』

当時の僕は前世とかいうものを信じてるとか
そういうんじゃなかったけど、
そんな考え方いいなぁって思った事は覚えてます。

今、蟹田とオーガニックサマーソルトを立ち上げるわけなんですが、
思えばこうなる運命だったのかななんて思うんです。

それこそ蟹田と仲良くなったのは当時同じ劇団に所属し
そこで上演した2013年『二代目はクリスチャン』という芝居から。

それまで同じ劇団内に居ながら酒を飲まない蟹田とは
ほぼ喋った事はなかった。

そんな蟹田が『ロンバクやりたいんです』って言うので、
二人で稽古場に早入りして一緒に練習する様になった。

蟹田もアクロバットを熟す様になり、
ジャックナイフも二人で出来るようになる。
そこで初めて僕は『手乗り宙返りをやってみないか』と提案する。

バク転もまだ覚束ない蟹田と、僕自身もやった事ない大技だったけど、
蟹田にはどこか信頼出来る芯の強さを感じていたんだと思う。

天井の低い稽古場だった為練習はいつも外だった。
雨も多くあまり練習出来なかった事を覚えてる。

でも本番までの短い期間で蟹田と手乗りを完成させる事が出来た。
その後何度も本番を熟してきたが一度も失敗した事は無かった。

それから僕は劇団を退団した。
漠然と何か自分で立ち上げないといけない。そんな想い一つで。

気付いたら何故か所属していた事務所まで退所していた。

完全なるフリーというやつに東京へ出てきて10年、初めてなった。

そんなある日、ひょんな事から蟹田とゴルフの打ちっ放しに行った。

蟹田はゴルフボールではなく、ドライバーの頭を飛ばしていた。

その後串カツ屋に入った。

その当時僕は事務所も辞め、
直近で受けていたオーディションにも落ち、
芝居の稽古もうまくいっておらず、まぁ軽いスランプに陥っていた。

 

とにかく本当に久しぶりに気分が滅入っていた。

そんな僕に一筋の光明が差す。

『俺大石さんを売り込みたいんすよね』

その瞬間全てが僕の中で繋がった。

今まで自分に起きていた辛い事悲しい事、
全てこの一点に向かう為の前フリに過ぎなかったんだと。

迷いなくそう思えたんです。

その日内に名前も決まりました。

大石と蟹田でオオガニック!

シンプルでしょ(笑)

そしてこれから二人の逆転劇を始めます!!

どんな出来事も全て明日に繋がる一手になってるんだって
信じられる今だから。

失うモノのない今だから。

発信し、挑戦し続けようと思います!!

2015.3.13 大石敦士

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